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米戦略石油備蓄、1987年以降の最低水準まで減少

2022年05月17日(火)07時26分

 米国の戦略石油備蓄が13日までの1週間で500万バレル減少し、5億3800万バレルと1987年以降で最低の水準になった。米エネルギー省が発表した。写真は米テキサス州フリーポートの戦略備蓄施設で2016年6月撮影(2022年 ロイター/Richard Carson)

[ヒューストン 16日 ロイター] - 米国の戦略石油備蓄が13日までの1週間で500万バレル減少し、5億3800万バレルと1987年以降で最低の水準になった。米エネルギー省が発表した。

この週の放出量は重質油が約390万バレル、軽質油が約110万バレルだった。

バイデン大統領は3月末、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに高騰したガソリン価格を抑える目的で、5月から半年間に1日当たり100万バレル、最大で1億8000万バレルとこれまでで最も規模の大きな戦略石油備蓄追加放出を表明していた。これより先に昨年11月には5000万バレル、今年3月初めには3000万バレルを放出している。 

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