ニュース速報

ワールド

G7がロシアけん制、ウクライナ侵攻なら「非常に重大な結果」 

2021年12月13日(月)08時18分

G7外相は12日の英中部リバプールでの会合後に声明を出し、ロシアがウクライナに軍事侵攻すれば「非常に重大な結果と深刻な代償」を伴うと警告して緊張緩和を求めた。同会合で代表撮影(2021年 ロイター)

[リバプール(英イングランド) 12日 ロイター] - 主要7カ国(G7)外相は12日の英中部リバプールでの会合後に声明を出し、ロシアがウクライナに軍事侵攻すれば「非常に重大な結果と深刻な代償」を伴うと警告して緊張緩和を求めた。

「われわれはウクライナの主権と領土保全、さらには全ての主権国家が有する自国の将来を決める権利への揺るぎない支持を再確認する」とした。

「ロシアには緊張緩和と外交手段での対応を促すとともに、軍事活動の透明性に関する国際合意を順守するよう求める」立場を示した。

在ロンドンのロシア大使館はG7共同声明が報じられる前に出した声明で、G7外相会合で英国が「ロシアの軍事侵攻」という表現を何度も用いていることが誤解を招いていると批判。

「ロシアはNATO(北大西洋条約機構)に緊張緩和の方法を幾つも提示してきた。G7会合はそれらの方法を話し合う機会になり得るが、これまでのところ攻撃的なスローガンしか聞こえてこない」と表明した。

ロシア大統領府は12日、プーチン大統領がバイデン米大統領に対し、ロシア軍部隊は脅威をもたらしておらず、自国領土内での軍部隊配備を巡りロシアが悪者扱いされていると伝えたと明らかにした。両首脳はさらに会談を開く考えで一致したという。

ブリンケン米国務長官は外相会合後にNBCのインタビューに応じ、ロシアはその影響力が及ぶ範囲をウクライナに広げることはできないと改めて強調。そのような行為を容認すれば「安定を提供し、戦争の勃発を防ぐ制度全体が危うくなる」との認識を示した。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

中国の香港経由の金輸入、12月は前月比24%減 価

ビジネス

欧州自動車販売、12月7.6%増 EVが初めてガソ

ビジネス

米国管理下のベネズエラ産原油、ペトロチャイナが取引

ビジネス

中国、カナダ産キャノーラ大量手当 カーニー氏訪中受
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化はなぜ不可逆なのか
  • 3
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに...宇宙船で一体何が?
  • 4
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 5
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 6
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 9
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 10
    「外国人価格」で日本社会が失うもの──インバウンド…
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 6
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 10
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中