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ハワイ州、ワクチン接種済みなら国内来訪者の検査・隔離なしに

2021年06月25日(金)15時05分

6月24日、米ハワイ州のイゲ知事は、新型コロナウイルスワクチンの完全接種を完了した国内からの来訪者に対し、7月8日から出発前の検査と到着後の隔離義務を撤廃すると発表した。ホノルルの空港で2020年4月撮影(2021年 ロイター/Marco Garcia)

[24日 ロイター] - 米ハワイ州のイゲ知事は24日、新型コロナウイルスワクチンの完全接種を完了した国内からの来訪者に対し、7月8日から出発前の検査と到着後の隔離義務を撤廃すると発表した。

知事は「ハワイ州は7月8日までに住民の60%への完全接種が完了する見通し。したがって、現行の移動・社会規制の一部を安全に解除できる」とツイッターに投稿した。

また、「集会の人数上限は州全域で屋内が25人、屋外が75人に拡大される。飲食店の収容上限も75%に緩和する」とした。

感染流行初期、同州は空路到着者に自宅待機を順守させるため、足首に衛星利用測位システム(GPS)機能付きブレスレットを装着することやスマートフォンの追跡アプリ導入などの案を一時検討したが、州司法当局が懸念を表明し棚上げされた。

州保健当局によると、同州で確認された感染者は累計3万7000人超、死者は510人超。

ロイター
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