ニュース速報

ワールド

モンデール元駐日米大使が死去、93歳

2021年04月20日(火)15時04分

米副大統領や駐日大使を務めたウォルター・モンデール氏が19日、ミネソタ州ミネアポリスで死去した。写真は、2015年10月20日にジョージワシントン大学で講演するモンデール氏。(2021年 ロイター/Joshua Roberts)

[セント・ポール(米ミネソタ州) 19日 ロイター] - 米副大統領や駐日大使を務めたウォルター・モンデール氏が19日、ミネソタ州ミネアポリスで死去した。93歳だった。

1928年、ミネソタ州セイロン生まれ。政治家として公民権、学校統合、消費者保護、農業・労働問題などに取り組んだ。

1977年─81年にカーター政権で副大統領を務めたが、1期で退陣する結果となった。

84年の大統領選に民主党の大統領候補として出馬した際は、主要政党として初めて副大統領候補に女性のジェラルディン・フェラーロ下院議員(当時)を指名。ただこの選挙では、共和党候補のレーガン元大統領に50州中49州で敗北するという歴史的大敗を喫した。

93年─96年にはクリントン政権下で駐日大使を務めた。

カーター元大統領(96)は声明を発表し、モンデール氏の死を悼むとともに、その政治的手腕をたたえた。

死後に公開されたスタッフ宛ての声明には、既に他界した夫人や娘への思慕の情がつづられていた。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米小売業者、感謝祭用にお得な食事セットを宣伝

ワールド

カナダ、はしか排除国認定を30年ぶり失う=汎米保健

ワールド

米国は「経済的大惨事」に、関税違憲判断なら トラン

ワールド

ロシア、戦争終結の取り組み「行き詰まり」 ウクライ
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一撃」は、キケの一言から生まれた
  • 2
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    コロンビアに出現した「謎の球体」はUFOか? 地球外…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    中年男性と若い女性が「スタバの限定カップ」を取り…
  • 7
    インスタントラーメンが脳に悪影響? 米研究が示す「…
  • 8
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 9
    レイ・ダリオが語る「米国経済の危険な構造」:生産…
  • 10
    「爆発の瞬間、炎の中に消えた」...UPS機墜落映像が…
  • 1
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 2
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 8
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 9
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中