ニュース速報

ワールド

ナイジェリアで抗議が暴動に発展、ラゴスなどに夜間外出禁止令

2020年10月22日(木)08時52分

ナイジェリアで21日、警察の暴力に対する抗議活動が一部で暴動に発展し、治安部隊による発砲で死者が出たほか、最大都市ラゴスや幾つかの州で夜間外出禁止措置が実施されるなど混乱が広がっている。写真はラゴス市街地から上がる煙(2020年 ロイター/Jacob Parakilas)

[ラゴス 21日 ロイター] - ナイジェリアで21日、警察の暴力に対する抗議活動が一部で暴動に発展し、治安部隊による発砲で死者が出たほか、最大都市ラゴスや幾つかの州で夜間外出禁止措置が実施されるなど混乱が広がっている。

ブハリ大統領は「相互理解と平穏」を訴えているが、ラゴス市内では住民から相次いで発砲音を聞いたとの声が寄せられた。若者らは倒した信号機や樹木、岩などを使って主要道路を封鎖。ロイターが確認した映像には、武装した警官部隊が地面に横たわる男性を足蹴にした後、警官の1人が背中を撃ち、男性の体を引きずり回している様子が記録されていた。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、ナイジェリアの軍と警察が20日、平和的な抗議活動をしていた少なくとも12人をラゴス市内で殺害した。抗議活動が始まった8日以降では、国内全土で56人以上が死亡したという。

当初抗議の矛先が向けられたのは、「特別強盗対策班」と呼ばれる警察の部隊で、平気で殺人や拷問などを行うと人権団体から長らく批判されていた。この部隊は11日に解体されたものの、より抜本的な警察・司法改革の要求を掲げた活動が継続している。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

再送-インタビュー:米は日本の財政赤字・金利上昇波

ビジネス

ユーロ圏銀行融資、12月は企業業向け減速 家計向け

ビジネス

英アストラゼネカ、中国に150億ドル投資 スターマ

ワールド

米ウェイモの自動運転車、小学校付近で児童と接触 当
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 3
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大胆な犯行の一部始終を捉えた「衝撃映像」が話題に
  • 4
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 5
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 6
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 7
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 8
    人民解放軍を弱体化させてでも...習近平が軍幹部を立…
  • 9
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 5
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 6
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 7
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 8
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 9
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 10
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中