ニュース速報

ワールド

米農家補助金が過去最高に、トランプ氏が選挙控え票固め狙う

2020年10月20日(火)00時13分

11月3日の米大統領選が迫る中、トランプ大統領が今年実施した農家補助金が過去最高の512億ドルに達する見通し。インディアナ州ウッドバーンで16日撮影(2020年 ロイター/BING GUAN)

[シカゴ 19日 ロイター] - 11月3日の米大統領選が迫る中、トランプ大統領が今年実施した農家補助金が過去最高の512億ドルに達する見通し。また、今年の農家の純現金収入に占める政府支援の比率は39.7%に拡大し、20年ぶりの高水準となることが見込まれている。

農家は2016年大統領選でトランプ大統領の支持基盤だったこともあり、激戦州ウィスコンシン、オハイオ、アイオワ、ミネソタ各州での農家補助金を通じた支持固めは再選の鍵を握る可能性がある。

今年実施された農家支援策には、先月発表された新たな140億ドルの補助金支給も含まれる。補助金は、米中貿易摩擦による収入源や世界的な豊作による価格低迷の影響を補うほか、新型コロナウイルス流行に伴うエタノール市場への打撃緩和が目的。

農家は米中貿易摩擦のほか、トランプ政権が実施した一部製油業者に対するエタノール混合義務免除によって燃料向けトウモロコシ需要が影響を受けた。

トランプ氏に攻勢をかける民主党のバイデン大統領候補とハリス副大統領候補は、バイオ燃料への取り組みや貿易の多国間協力路線をアピールし、農家票の取り込みを目指すが、多くの農家にとって補助金がトランプ氏に再び票を投じる根拠になるとみられている。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ドル下落、関税巡る不透明感受け 対円で0.4%安

ワールド

金正恩氏を総書記に再任、朝鮮労働党大会 「核戦力強

ワールド

メキシコ麻薬組織首領「エルメンチョ」死亡、軍の作戦

ワールド

マールアラーゴに侵入の武装男を射殺、米当局 トラン
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 2
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面を突き破って侵入する力の正体が明らかに
  • 3
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官が掲げる「新しいスパイの戦い方」
  • 4
    揺れるシベリア...戦費の穴埋めは国民に? ロシア中…
  • 5
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 6
    「窓の外を見てください」パイロットも思わず呼びか…
  • 7
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 8
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 9
    「高市トレード」に「トランプ関税」......相場が荒…
  • 10
    ウクライナ戦争が180度変えた「軍事戦略」の在り方..…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 5
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 6
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 7
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 10
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中