ニュース速報

ワールド

豪ビクトリア州、コロナ死者800人 感染は下火に

2020年10月01日(木)13時31分

 オーストラリアで新型コロナウイルス感染のホットスポットとなっているビクトリア州で1日、新型コロナ感染症による死者が800人に達した。写真はメルボルンで7月撮影(2020年 ロイター/Sandra Sanders)

[シドニー 1日 ロイター] - オーストラリアで新型コロナウイルス感染のホットスポットとなっているビクトリア州で1日、新型コロナ感染症による死者が800人に達した。しかし感染拡大は下火になっており、アンドリュース州首相は、来年はロックダウンや行動制限のない新しい日常「COVIDノーマル」になるとの見通しを示した。

アンドリュース州首相は会見で「COVIDノーマルのクリスマス、COVIDノーマルの夏にしてウイルスを低レベルに長期間維持できると確信している」と述べ、2021年の大半、あるいは年間通じてCOVIDノーマルの状態になる可能性があると指摘した。

オーストラリアの新型コロナによる死者は888人。その90%をビクトリア州が占める。ただ、州都メルボルンで厳格なロックダウンを実施した結果、感染の拡大は抑えられてきた。1日の新規感染者は15人で2週間の平均は16人を下回った。メルボルンのロックダウンは、2週間の平均が5人を切るまで実施されることになっている。

ニューサウスウェールズ(NSW)州では、新規感染者が3人。新たな市中感染者が6日連続でゼロとなっている。クイーンズランド州は新規感染者がゼロだった。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日経平均は5万円割れ、一時1000円超安 主力株が

ワールド

カザフスタン、アブラハム合意に参加 トランプ氏が発

ワールド

中国、米国産農産物の購入を緩やかに開始 先週の首脳

ワールド

諮問会議議員に若田部氏ら起用、「優れた識見有する」
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 4
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 5
    「これは困るよ...」結婚式当日にフォトグラファーの…
  • 6
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 7
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 8
    NY市長に「社会主義」候補当選、マムダニ・ショック…
  • 9
    「なんだコイツ!」網戸の工事中に「まさかの巨大生…
  • 10
    【銘柄】元・東芝のキオクシアHD...生成AIで急上昇し…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 6
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 9
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 10
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中