ニュース速報

ワールド

韓国大統領、南北軍事ホットライン再開必要 射殺男性の捜索強化

2020年09月28日(月)18時26分

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、予想外の事態を回避するために、南北間の軍事ホットラインを再開すべきだとの認識を示した。側近との会合で述べた。写真は19日、大統領府でスピーチする文大統領。提供写真(2020年 ロイター/ Yonhap)

[ソウル 28日 ロイター] - 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、漁業当局の男性が北朝鮮の部隊に射殺された巡り、予想外の事態を回避するために、南北間の軍事ホットラインを再開すべきだとの認識を示した。韓国軍は、殺害された男性の捜索態勢を強化した。

この件で、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は韓国国民を失望させたことを「申し訳なく」思うなどとした書簡を韓国側に送っている。

文大統領は、金委員長の謝罪のことは「過去に例がなく、非常にまれで特別」なことで、北朝鮮が関係悪化を望んでいないことを示唆するとし、軍事ホットラインを再開すれば、連絡や将来の救出作業が行いやすくなるとの認識を示した。

韓国側は、北朝鮮に事件の共同調査を呼び掛けているが28日時点で反応はない。

北朝鮮の朝鮮中央通信は27日、韓国軍の遺体捜索活動を「緊張を高めかねない軍事境界線の侵犯行為をすぐにやめるよう求める」と非難した。

韓国海洋警察庁の高官は「われわれは、(黄海における北朝鮮と韓国の境界の)北方限界線(NLL)の北側には決して行っていないが、洋上の境界設定については双方で見解の相違がある」と述べた。

同高官によると、捜索には少なくとも航空機6機と船舶45隻が参加。船舶は海洋警察庁と海軍から36隻、海洋水産省と民間の9隻で構成するという。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日経平均は大幅続伸、史上最高値更新 日銀人事が追い

ワールド

豪首相、爆弾脅迫で公邸から一時避難 不審物は見つか

ワールド

米韓、3月9日から合同軍事演習 戦時作戦統制権移管

ワールド

メルツ独首相が訪中、関係深化で李強首相と一致
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された…
  • 5
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 6
    最高裁はなぜ「今回は」止めた?...トランプ関税を違…
  • 7
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 8
    【クイズ】サメによる襲撃事件が最も多い国はどこ?
  • 9
    「IKEAも動いた...」ネグレクトされた子猿パンチと「…
  • 10
    「極めて危険」──ゼレンスキー、ロシアにおける北朝…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 10
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中