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米政府のコロナ対応、近代政治史で最大の失敗=NY州知事

2020年08月04日(火)10時01分

8月3日、クオモ米ニューヨーク(NY)州知事(写真)は、連邦政府や他の州政府は国内の新型コロナウイルス流行当初にNY州が受けた壊滅的な被害を深刻に受け止めなかったため、足元の感染拡大につながったと批判し、連邦政府のコロナ対応は「近代政治史で最大の失敗」だと強調した。ニューヨークで7月撮影(2020年 ロイター/Mike Segar)

[3日 ロイター] - クオモ米ニューヨーク(NY)州知事は3日、連邦政府や他の州政府は国内の新型コロナウイルス流行当初にNY州が受けた壊滅的な被害を深刻に受け止めなかったため、足元の感染拡大につながったと批判し、連邦政府のコロナ対応は「近代政治史で最大の失敗」だと強調した。

クオモ氏は、足元で新型コロナ感染者が急増しているテキサスやフロリダなどの州は連邦政府に倣って新型コロナ流行を軽視し、拙速に経済活動を再開したと指摘。

「NYで起きた現実を否定するのは間違いだった」と述べた。

クオモ氏によると、NY州の新型コロナの入院患者数は536人と、3月以来の水準に低下した。

ロイター
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