ニュース速報

ワールド

米新型コロナ感染患者、糖尿病や心臓疾患などの持病目立つ=調査

2020年04月01日(水)11時11分

 3月31日、米疾病対策センター(CDC)が公表したリポートによると、新型コロナウイルス感染で入院した患者の基礎疾患では、糖尿病、心臓疾患、慢性的な呼吸器疾患が最も多くみられた。米ラスベガスの駐車場で、市民の体温をはかる医学生。30日撮影(2020年 ロイター/Steve Marcus)

[31日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)が31日公表したリポートによると、新型コロナウイルス感染で入院した患者の基礎疾患では、糖尿病、心臓疾患、慢性的な呼吸器疾患が最も多くみられた。ただ、重症化して集中治療室(ICU)に入った人の中でも、約20%はそうした持病がなかった。

CDCは、7162人のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)患者の初期段階のデータを分析した。それによると37.6%は何らかの基礎疾患を抱えていた。

ICUにいる患者で基礎疾患がある人は78%だった。うち、糖尿病を抱えている人は32%、循環器疾患は29%、慢性肺疾患は21%、慢性腎臓病は12%、免疫システムが低下している人は9%だった。

ICUに入っていない入院患者でも71%は基礎疾患があった。

一方、入院していな感染者で基礎疾患がある人は27%だった。

ただ、基礎疾患がなくてもICUで治療が必要だった人は22%で、持病がなくても重症化するリスクがあることが明らかになった。

CDCは、基礎疾患の程度が重症化リスクとどのように関連しているかはまだ分かっていないとしている。

米国では、成人の10.1%は糖尿病、10.6%は心臓疾患、5.9%は慢性閉塞性肺疾患(COPD)の持病があり、喘息を患っている人は全ての年齢層で7.9%と推計されている。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

EXCLUSIVE-トランプ氏、原油高抑制策を検討

ワールド

トランプ氏、米地上部隊のイラン派遣巡る決定には「程

ワールド

情報BOX:G7、緊急石油備蓄の放出を検討 各国の

ワールド

仏、地中海・紅海へ海軍艦艇約12隻を派遣 同盟国防
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    ダイヤモンドのような「ふくらはぎ」を鍛える最短ルートとは?...スクワットの真実
  • 4
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 5
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 6
    「巨大な水柱に飲み込まれる...」米海軍がインド洋で…
  • 7
    なぜ脳は、日本的「美」に反応する? 欧米の美とは異…
  • 8
    プーチンに迫る9月総選挙の暗雲
  • 9
    「溶けた金属のよう...」 ヨセミテ国立公園で「激レ…
  • 10
    ホルムズ海峡封鎖、石油危機より怖い「肥料ショック」
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 6
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中