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カナダ首相、NAFTA協議で米に柔軟な対応要求

2018年09月20日(木)04時20分

[ワシントン/オタワ 19日 ロイター] - 北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡り、カナダのトルドー首相は19日、米国に柔軟な対応を求めた。

首相は記者団に対し「われわれはカナダにとって良い内容で妥結することに関心があるが、それにはある程度の仕草が必要で、それこそわれわれが(米国に)期待していることだ」と述べた。

こうした中、フリーランド外相は記者団に、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との協議は建設的だったと発言。この後も話し合いを継続するとした上で「カナダは落としどころを探るのが得意だが、同時に国益を守ることを核心的目標に掲げている」と語った。

交渉官らは、文化保護や紛争解決、米国が要求するカナダ酪農市場の開放拡大を巡って協議している。関係筋によると、カナダは譲歩する用意を明確に示したといい、影響力が大きい酪農業界の反発を招く恐れもある。

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