ニュース速報

ワールド

米共和党議員ら銃撃で負傷、死亡の容疑者はトランプ氏に反感か

2017年06月15日(木)09時44分

 6月14日、米共和党のスティーブ・スカリス下院議員が、野球の練習中に銃で撃たれた。写真は現場を警戒する警察官。同日撮影(2017年 ロイター/Joshua Roberts)

[アレクサンドリア(米バージニア州) 14日 ロイター] - 米首都ワシントン近郊のバージニア州アレクサンドリアで14日、共和党のスティーブ・スカリス下院議員らが野球の練習中、男に銃で撃たれ、同氏のほかに側近ら3人がけがを負った。

米高官によると、男はセントルイス郊外のベルビルの元家屋調査士、ジェームズ・ホジキンソン容疑者(66)。警察との銃撃戦で負傷し、警察によるとその後死亡した。

同容疑者はソーシャルメディアで、トランプ大統領に怒りをぶちまけ、フェイスブック上の反共和党集団にも加わっていたとみられる。

大統領選の民主党候補指名を争った、サンダース上院議員によると、同容疑者は自身の陣営でボランティアとして働いていたという。

警察や連邦捜査局(FBI)は、政治を背景とした計画的な犯行と断定するのは時期尚早とした。

スカリス議員はルイジアナ州選出で、下院共和党ナンバー3。腰を撃たれ、病院に搬送された。

現場に居合わせた議員によると、犯人はライフル銃で50─100発の銃弾を発射したもよう。

事件を受けトランプ大統領は、ペンス副大統領とともに状況を緊密に見守っているとの声明を発表した。

共和党議員はこの日の朝、15日に実施される民主党との年次野球大会に向け練習中だった。民主党議員は別の場所で練習していた。試合は予定通り、ワシントンDCで行われる。

米国では2011年にアリゾナ州で当時下院議員だったガブリエル・ギフォーズ氏が銃撃される事件が発生。今回の事件を受け、銃規制を巡る議論が再燃している。

FBIのティム・スレーター特別捜査官は記者団に対し、容疑者が共和党員に反感を抱いていたかどうかにはコメントしなかった。引き続き、犯行の動機や容疑者の関係先を調べるとし、事件に関連して拘留中の人物はいないと述べた。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2017 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

透析・手術用の品目、「安定供給図る体制立ち上げた」

ワールド

トランプ氏、NATOへの関与に否定的発言 集団防衛

ワールド

北朝鮮が固体燃料エンジンの地上燃焼実験、金総書記が

ワールド

ウクライナ大統領がUAE・カタール訪問、防衛協力で
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 2
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度を決める重要な要素とは?
  • 3
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のSNS動画が拡散、動物園で一体何が?
  • 4
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    ヒドラのように生き延びる...イランを支配する「革命…
  • 7
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 8
    【銘柄】東京電力にNTT、JT...物価高とイラン情勢に…
  • 9
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 10
    カタール首相、偶然のカメラアングルのせいで「魔法…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 3
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店員も「なすすべなし」の暴走モード
  • 4
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 7
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 8
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 9
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 10
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中