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マレーシアのマハティール元首相が与党離党、「汚職支援」と批判
2016年03月01日(火)12時15分
2月29日、マレーシアのマハティール元首相(90)は、与党、統一マレー国民組織はナジブ首相の下で「汚職を支援している」とし、離党を表明した。写真はマハティール元首相。マレーシアのプトラジャヤで昨年10月撮影(2016年 ロイター/Olivia Harris)
[クアラルンプール 29日 ロイター] - マレーシアのマハティール元首相(90)は29日、与党、統一マレー国民組織(UMNO)はナジブ首相の下で「汚職を支援している」とし、離党を表明した。
マハティール氏は現在も影響力のある存在で、政府系ファンド「1MDB」をめぐる汚職疑惑に直面しているナジブ首相を最も激しく批判している。
同氏は記者団に「これはもはやUMNOとは言えず、ナジブ党だ。私は、汚職を支援しているとされる党と関わるのを恥ずかしく思う」と語った。
ナジブ首相の事務所は、コメントを控えた。
マハティール氏は、新党結成や他党への入党はないが、ナジブ首相を追放するための「中核グループ」を結成するとしている。
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