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ベトナム、4月対米輸出と中国からの輸入がコロナ後最高 関税交渉に難題

2025年05月07日(水)19時58分

ベトナムの中国からの輸入と米国への輸出が4月はコロナ禍後の記録を更新した。ベトナム北部のハイフォン港で4月撮影(2025年 ロイター/Athit Perawongmetha/File Photo)

[ハノイ 7日 ロイター] - ベトナムの中国からの輸入と米国への輸出が4月はコロナ禍後の記録を更新した。米国との関税交渉、中国の迂回輸出の取り締まりに取り組むベトナム政府に「難題」を突き付けている。

ベトナムの対米黒字はすでに世界最高水準にある。同国の統計局によると今年1─4月で前年比25%近く拡大した。

トランプ米政権は、ベトナムに46%という高い相互関税率を設定した。一時停止期間が終了し、この税率が適用されれば、同国に進出しているサムスン電子やナイキといった国際企業に打撃となる。ベトナム政府は、高関税回避に向け、自国を経由した中国製品の対米輸出の取り締まり強化を米政府に提案している。

ベトナム税関によると、4月の対米輸出額は前年比34%増の120億ドル超、中国からの輸入は約31%増の150億ドル超で、いずれもコロナ禍後最高。

中国からの輸入品は工場で使用する原材料や部品が多い。中国からの輸入額は対米輸出額とほぼ一致し、対米輸出を支える形になっている。

米国向け海上輸送の大半を扱う南部カイメップ港の港湾会社によると、米国向けの取り扱いが急増しており、5月のコンテナ船の出港予定は週26隻と平均の20─22隻を上回り「過去最高」。「ほとんどのコンテナターミナルは現在、フル稼働か、それに近い状態」で、関税引き上げを視野に置いた動きだと同社は指摘した。

ロイター
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