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ユーロ圏総合PMI、1月は予想外に50超え 製造業縮小ペース鈍化

2025年01月24日(金)18時52分

1月24日、 S&Pグローバルがまとめた1月のユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.2と、2024年12月の49.6から上昇し、好不況の分かれ目となる50を小幅に上回った。フランクフルトで2021年10月撮影(2025年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ロンドン 24日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた1月のユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.2と、2024年12月の49.6から上昇し、好不況の分かれ目となる50を小幅に上回った。

サービス部門が安定する中、製造業の縮小ペースが和らいだ。

ロイター調査では49.7と見込まれていた。

サービス業PMIは51.6から51.4に低下したものの、引き続き50を上回った。市場予想は51.5だった。

新規ビジネス指数は50.2から50.7に上昇した。

製造部門PMIは45.1から46.1に上昇。市場予想(45.3)以上に上向いた。

生産指数は依然として50を下回っているものの、44.3から46.8に急上昇し、8カ月ぶりの高水準となった。

製造業は原材料のコスト上昇に直面したが、販売価格は安定的に推移。投入価格指数は50.0から51.6へと5カ月ぶりの高水準に上昇した。

総合雇用指数は49.2から49.8に上昇。企業は小幅ながら人員削減を進めた。

ロイター
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