ニュース速報
ビジネス

NY外為市場=ドル軟調、 PPI伸び鈍化 翌日のCPIに注目

2024年08月14日(水)05時39分

ニューヨーク外為市場では、ドルが対円で軟化したほか、主要通貨バスケットに対しても下落した。2017年6月撮影(2024年 ロイター/Thomas White)

[ニューヨーク 13日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが対円で軟化したほか、主要通貨バスケットに対しても下落した。米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を巡る手がかりを得ようと、14日に発表される7月の消費者物価指数(CPI)が注目されている。

労働省がこの日に発表した7月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比(季節調整済み)0.1%上昇、前年比2.2%上昇と、伸びは共に前月から鈍化。物価圧力が緩やかになっていることが示された。

これを受け、ドルは対円で軟化した。

マネックスUSAのトレーディング担当アソシエートディレクター、ヘレン・ギブン氏は、7月のPPIは市場で前向きに受け止められたとし、「14日発表のCPIの前兆のようなものと捉えられている」と指摘。「米経済のハードランディング(硬着陸)の可能性を巡って先週に引き起こされたパニックはかなり誇張されたもので、市場は現在は安定に向かっている」とし、「PPIに続きCPIの伸びも鈍化すれば、ドルは一段と下落する可能性がある」と述べた。

終盤の取引でドル/円は0.35%安の146.71円。

衆院財務金融委員会と参院財政金融委員会は13日の理事会で、株価乱高下や金融政策を巡る閉会中審査を23日に開催し、参考人として日銀の植田和男総裁の出席を要請することで合意した。

ドル指数は0.5%安の102.56。

ユーロ/ドルは0.61%高の1.0999ドル。

英ポンド/ドルは0.81%高の1.2869ドル。英国立統計局(ONS)が13日発表した4─6月の賃金上昇率はボーナスを除くベースで前年同期比5.4%。失業率は4.4%から4.2%に低下した。

ドル/円 NY午後4時 146.83/146.84

始値 147.54

高値 147.61

安値 146.60

ユーロ/ドル NY午後4時 1.0996/1.0997

始値 1.0922

高値 1.0999

安値 1.0923

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イラン、レバノン攻撃継続なら停戦離脱も トランプ氏

ワールド

ホルムズ通過の安全確保に懸念、大手海運各社 再開に

ワールド

トランプ氏、体制変更後のイランと制裁緩和を協議 武

ビジネス

米デルタ航空、燃料急騰が業績圧迫 業界再編の可能性
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで代用した少女たちから10年、アジア初の普遍的支援へ
  • 2
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 3
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命防衛隊と消耗戦に
  • 4
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの…
  • 5
    キッチンスポンジ使用の思いがけない環境負荷...マイ…
  • 6
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 7
    高学力の男女で見ても、日本の男女の年収格差は世界…
  • 8
    アメリカとイランが2週間の停戦で合意...ホルムズ海…
  • 9
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 10
    【後編】BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 4
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 5
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 6
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 7
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 8
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 9
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 10
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中