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ASML、第4四半期利益は予想上回る 23年は25%以上の増収へ
1月25日、オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングが25日発表した第4・四半期決算は、利益が予想を上回った。オランダ・アイントホーフェンの同社本社で201年1月撮影(2023年 ロイター/Eva Plevier)
[フェルドホーフェン(オランダ) 25日 ロイター] - オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングが25日発表した第4・四半期決算は、利益が予想を上回った。
2023年の売上高が25%以上増加するとの見通しも示した。
年末の受注残高は過去最高の400億ユーロ(436億2000万ドル)。有力顧客である台湾積体電路製造(TSMC)、サムスン電子、インテルは全て大規模な事業拡大を進めている。
ピーター・ウェニンク最高経営責任者(CEO)は、経済に対する懸念や半導体在庫拡大で23年の経済見通しは悪化しているが、顧客は年末に向けた状況改善を予想しており、中国経済も新型コロナウイルス規制の終了で回復しつつあると指摘。「需要は依然として生産能力を上回っている」と述べた。
第4・四半期の純利益は18億2000万ユーロ。前年同期は17億7000万ユーロだった。売上高は64億3000万ユーロ。
リフィニティブのデータによると、市場予想は純利益が17億ユーロ、売上高が63億8000万ユーロだった。