ニュース速報

ビジネス

米ゴールドマン、暗号資産企業の買収・出資を模索

2022年12月06日(火)15時56分

 12月6日 FTXの破綻で暗号資産業界の魅力があせる中、米金融大手ゴールドマン・サックスは、暗号資産関連企業の買収または投資に数千万ドルを投じる計画を立てている。写真はゴールドマンのロゴ。2021年11月、ニューヨーク証券取引所で撮影(2022年 ロイター/Andrew Kelly)

[ロンドン 6日 ロイター] - FTXの破綻で暗号資産業界の魅力があせる中、米金融大手ゴールドマン・サックスは、暗号資産関連企業の買収または投資に数千万ドルを投じる計画を立てている。デジタル資産部門の責任者マシュー・マクダーモット氏が先月のロイターとのインタビューで明らかにした。

マクダーモット氏によると、FTXの崩壊により、より信頼性が高く、規制された暗号資産業者の必要性が高まり、大手銀行勢はビジネス・チャンスと見ている。詳細は明らかにしなかったが、ゴールドマンもいろいろな暗号資産企業のデューデリジェンス(資産査定)を行っているという。

想定される投資額はウォール街の巨人にしては小規模と言えるが、淘汰が進む業界に長期的な機会を見出し投資の可能性を探っている。

最高経営責任者(CEO)のデービッド・ソロモン氏は11月10日にCNBCで、暗号資産を「非常に投機的」と見なす一方で、その基盤技術がより確立したものになれば多くの可能性があるとの見方を示している。

ゴールドマンはすでに、コンプライアンス、暗号資産データ、ブロックチェーン管理などのサービスを提供する企業11社に投資している。

マクダーモット氏のチームは、暗号資産のオプションやデリバティブのトレーディングデスク7人を含む70人以上に成長。暗号資産企業が相次ぎ人員削減に踏み切る中、人材を確保する機会が出てきているが、現体制に満足していると述べた。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

アングル:欧州で若者向け住宅購入の新ビジネス、価格

ワールド

焦点:道半ばの中国「社会保険改革」、企業にも個人に

ワールド

昨年の関税合意実施を米と確認、日本が不利にならない

ビジネス

米国株式市場=続落、ダウ453ドル安 原油高と雇用
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だったはずの中国が、不気味なまでに静かな理由
  • 2
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示さない
  • 3
    10歳少女がライオンに激しく襲われる...中国の動物園で撮影された「恐怖の瞬間」映像にネット震撼
  • 4
    「みんな一斉に手を挙げて...」中国の航空会社のフラ…
  • 5
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 6
    「巨大な水柱に飲み込まれる...」米海軍がインド洋で…
  • 7
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 8
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 9
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 10
    【WBC】侍ジャパン、大谷翔平人気が引き起こした球場…
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 5
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 10
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中