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台湾の鴻海、第4四半期の売上高見通しを「慎重ながらも楽観」

2022年10月04日(火)18時58分

10月4日、 米アップルの取引先で世界最大の受託電子機器メーカーである台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は、第4・四半期の売上高見通しを「慎重ながらも楽観している」と表明した。台北の鴻海事業所で2020年6月撮影(2022年 ロイター/Ann Wang)

[台北 4日 ロイター] - 米アップルの取引先で世界最大の受託電子機器メーカーである台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は4日、第4・四半期の売上高見通しを「慎重ながらも楽観している」と表明した。

世界経済の減速とインフレで消費者のハイテク製品需要が鈍化する可能性があるが、同社は通期の売上高が増加するとの8月時点の予測を維持。

その上で「インフレ、新型コロナウイルス、サプライチェーンの動向を引き続き注視する必要がある」と述べた。

9月の売上高は前年比40.39%増、第3・四半期の売上高は24.4%増と、ともに過去最高を記録。自社予想を上回った。

主力のスマートフォン事業を含むスマート家電部門は、第3・四半期に2桁の増収を記録。新製品の発売や「スムーズな大量生産」が寄与した。9月にはアップルのiPhone14が発売された。

1─9月の売上高は13.66%増。

第3・四半期決算は11月10日に発表する。

ロイター
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