ニュース速報

ビジネス

スリーエムがヘルスケア事業分離へ、耳栓部門は破産手続き

2022年07月27日(水)08時02分

 米複合企業スリーエム(3M)は7月26日、ヘルスケア事業をスピンオフ(分離・独立)させ、上場する計画を発表した。2019年8月、フランス北部ティヨワ・レ・コンブレで撮影(2022年 ロイター/Pascal Rossignol)

[26日 ロイター] - 米複合企業スリーエム(3M)は26日、ヘルスケア事業をスピンオフ(分離・独立)させ、上場する計画を発表した。

創傷ケアや口腔ケアの製品などを手がけるヘルスケア事業は昨年の同社売上高に占める比率が約25%。来年末までにスピンオフを完了する見通しで、3Mは引き続き19.9%の株式を保有する。

米企業の間では、物言う株主によるリターン引き上げ圧力などを背景に、最も収益力が高い分野に経営資源を集中し、他の事業を切り離す動きが広がっている。

一方3Mは、退役軍人や現役の軍人らから耳栓を巡り訴訟を起こされた傘下のエアロ・テクノロジーズが破産法第11条申請手続きに入ったと明らかにした。原告側は同社が製造した耳栓に欠陥があり、聴覚機能が損なわれたと主張。これまでに16件のうち10件の裁判で原告が勝訴し、合計で約2億6500万ドルの賠償金支払いが命じられている。

3Mは被害者救済のための基金に10億ドルを拠出するとともに、必要なら追加の資金を拠出すると約束。この問題に関連して第2・四半期に12億ドルの税引き前特別費用を計上した。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

豪カンタス、ジェットスター・ジャパンから撤退発表 

ワールド

台湾、貿易協力は「中国より民主主義国と」 頼総統主

ビジネス

三井物産、4─12月期の純利益6.2%減 JA三井

ワールド

中国主席、ウルグアイ大統領との会談で「平等な多極化
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗り物から「勝手に退出」する客の映像にSNS批判殺到
  • 2
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れるアメリカ」に向き合う「日本の戦略」とは?
  • 3
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 4
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 5
    中国政府に転んだ「反逆のアーティスト」艾未未の正体
  • 6
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 7
    関節が弱ると人生も鈍る...健康長寿は「自重筋トレ」…
  • 8
    エプスタイン文書追加公開...ラトニック商務長官、ケ…
  • 9
    共和党の牙城が崩れた? テキサス州で民主党が数十…
  • 10
    世界初、太陽光だけで走る完全自己充電バイク...イタ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 3
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 4
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 7
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 8
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中