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米大型歳出法案、コストは十分カバーできる=イエレン財務長官

2021年11月19日(金)09時17分

 イエレン米財務長官は、議会予算局(CBO)と議会両院税制合同委員会(JCT)および財務省の試算を組み合わせると、1兆7500億ドル規模の気候変動・社会保障関連歳出法案「ビルド・バック・ベター(よりよき再建)のコストは十分にカバーできることが示されていると指摘した。9月30日、ワシントンで代表撮影(2021年 ロイター/Al Drago)

[ワシントン 18日 ロイター] - イエレン米財務長官は、議会予算局(CBO)と議会両院税制合同委員会(JCT)および財務省の試算を組み合わせると、1兆7500億ドル規模の気候変動・社会保障関連歳出法案「ビルド・バック・ベター(よりよき再建)のコストは十分にカバーできることが示されていると指摘した。

同法案は富裕層や巨大企業に公平な負担を求めることで2兆ドル超の歳入をもたらし、長期的に米国の債務削減につながるという。

イエレン氏はまた、内国歳入庁(IRS)の徴税強化により、4000億ドルの税収が見込まれるとし、CBOの分析にはこの要素が十分反映されていないと指摘した。

CBOはこの日、同法案について、コストをカバーするのに十分な財源を確保できないとの見解を示した。

ロイター
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