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世界の株式市場が大幅下落、中国恒大集団の先行き懸念で

2021年09月21日(火)07時31分

9月20日、中国の不動産開発大手、中国恒大集団のデフォルトリスクが意識され、世界の株式市場は大きく売られた。ニューヨーク証券取引所で5月撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)

[20日 ロイター] - 中国の不動産開発大手、中国恒大集団のデフォルトリスクが意識され、20日の世界の株式市場は大きく売られた。

MSCI世界株価指数は1.6%急落。1日の下落率としては約2カ月ぶりの大きさを記録した。

米国株式市場でも、S&P総合500種とナスダック総合の下落率が5月以来、ダウ工業株30種は7月以来の大きさとなった。

ナスダックは取引時間中に3%超下げる場面もあり、約1カ月ぶりの安値を付けたが、引けにかけて下げ幅を縮小した。

一方、米国債や金などの安全資産には資金が流入した。

チェース・インベストメント・カウンシルのピーター・タズ氏(バージニア州シャーロッツビル)は、「中国恒大集団の問題が伝播した。皆が9月を恐れていたのは、まさにこうした理由からだ」と述べた。

ロイター
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