ニュース速報

ビジネス

独ダイムラー、通年利益見通し上方修正 第2四半期も半導体不足影響か

2021年04月23日(金)16時04分

4月23日、 独自動車大手ダイムラーは2021年の利益見通しを引き上げた一方、世界的な半導体不足が第2・四半期の売り上げに引き続き影響する可能性があるとの見方を示した。上海の自動車ショーのメルセデス・ベンツのブースで19日撮影(2021年 ロイター/Aly Song)

[ロンドン 23日 ロイター] - 独自動車大手ダイムラーは23日、2021年の利益見通しを引き上げた一方、世界的な半導体不足が第2・四半期の売り上げに引き続き影響する可能性があるとの見方を示した。

同社は半導体について、現時点で見通しは限定されているとしながらも、今年下半期にはやや入手しやすくなると予想した。

今年の営業利益については、半導体不足にもかかわらず、新型コロナウイルス禍からの世界的な景気回復を追い風に、前年を大幅に上回ると見込んだ。

また、傘下の高級車部門「メルセデス・ベンツ」の調整後マージンを10─12%と予想し、従来見通しの8─10%から引き上げた。

ダイムラーは今週、一部半導体部品の世界的な供給不足を理由に、ドイツのブレーメンとラシュタットの工場で最大計1万8500人を対象にした時短を実施し、両工場の生産を一時停止させると発表した。

ハラルト・ウィルヘルム最高財務責任者(CFO)は声明で「頼もしいスタートを切った。今後も持続可能なベースでマージンを改善するとともに、電気自動車のラインナップを拡充できると強く確信している」との声明を発表した。

ダイムラーは先週、メルセデス・ベンツの主力のセダン「Sクラス」で、電動版「EQS」を発表した。電気自動車のシェア争いで、大手米テスラに挑戦する。

メルセデス・ベンツの第1・四半期の中国での販売は60%増加。海外旅行ができない富裕層が可処分所得で高額商品を購入している。

ドイツの自動車大手BMWも今週、第1・四半期決算が新型コロナウイルス流行の影響に見舞われた前年同期から予想以上に回復したと明らかにした。価格上昇と中国での旺盛な需要が要因。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国、3年以内にポスト量子暗号に関する国家標準策定

ワールド

iPhone数億台に侵入可能なマルウエア、ウクライ

ワールド

米副大統領、近くハンガリー訪問へ 選挙控えるオルバ

ビジネス

午後3時のドルは159円後半で小幅安、日銀総裁会見
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 3
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 4
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 5
    モジタバの最高指導者就任は国民への「最大の侮辱」.…
  • 6
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 7
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 8
    ガソリン価格はどこまで上がるのか? 専門家が語る…
  • 9
    原油高騰よりも米国経済・米株市場の行方を左右する…
  • 10
    観客が撮影...ティモシー・シャラメが「アカデミー賞…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 7
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 10
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中