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イタリアの1-3月期GDP、前期と同水準のマイナス成長に=中銀
2021年04月19日(月)12時14分
イタリア中央銀行は4月16日、第1・四半期の国内総生産(GDP)伸び率がマイナス1.9%となった前四半期とおおむね同水準になるとの見通しを示した。写真は1月、ローマで撮影(2021年 ロイター/Yara Nardi/File Photo)
[ミラノ 16日 ロイター] - イタリア中央銀行は16日、第1・四半期(1─3月期)の国内総生産(GDP)伸び率について、新型コロナウイルスの影響でマイナス1.9%となった前四半期とおおむね同水準になるとの見通しを示した。
中銀は四半期ごとの経済報告書の中で、2021年のGDP伸び率は4%を超えると予想するのが「妥当」と説明。「昨年第4・四半期のGDP伸び率は、1月に予想していたほど悪くなかった」と指摘した。2020年通年はマイナス8.9%だった。
第1・四半期の鉱工業生産は「1%をぎりぎり下回る」増加だったとし、サービス部門の業績が依然弱かったと付け加えた。
イタリアは15日、今年の経済成長見通しを前回の6%から4.5%に下方修正した。
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