ニュース速報

ビジネス

東京オリ・パラ、成功に向けしっかり対応=加藤官房長官

2021年01月18日(月)13時01分

加藤勝信官房長官は18日午前の会見で、東京オリンピック・パラリンピックの開催について、成功に向けて「政府としてもしっかり対応していきたい」と述べた。13日撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 18日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は18日午前の会見で、新型コロナウイルス対策の特措法改正案について、通常国会にできるだけ早期に提出したいとの考えを示した。東京オリンピック・パラリンピックの開催については、大会の成功に向けて「政府としてもしっかり対応していきたい」と述べた。

英政府が16日、議長国を務める今年の主要7カ国(G7)首脳会談(サミット)を6月に開くと発表したことについては、ポストコロナの国際秩序を形成していく上でG7が結束していくことは極めて重要だと指摘。その上で、日本もコロナ対策や自由貿易、気候変動など重要課題について「積極的に議論に貢献していきたい」と述べた。菅義偉首相の出席については「国会日程を含む諸般の事情を勘案のうえ、具体的に調整していく」とした。

18日召集の通常国会では、コロナ対策特措法の改正案のほか、2020年度3次補正案や21年度予算案、デジタル庁の設置、35人学級のための法案などが議論される見通し。加藤氏は「早期成立に向けてしっかり対応していきたい」と述べた。

一方、東京オリンピック・パラリンピックの開催について一部の海外メディアから悲観論が出ていることについて、加藤氏は「現在、大会の成功に向けて関係者が一丸となって取り組んでいる。政府としてもしっかり対応していきたい」と述べた。

河野太郎行革担当相は14日、「ロイターネクスト」会合でのインタビューで、今年夏の東京五輪について「現時点では五輪に備えてわれわれは最善を尽くす必要があるが、どちらに転ぶかは分からない」と指摘していた。

*内容を追加して再送します。

(杉山健太郎 編集:橋本浩、青山敦子)

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

トランプ・メディア、株主にデジタルトークン配布へ 

ワールド

台湾、警戒態勢維持 中国は演習終了 習氏「台湾統一

ビジネス

米新規失業保険申請件数、1.6万件減の19.9万件

ビジネス

医薬品メーカー、米国で350品目値上げ トランプ氏
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 5
    「すでに気に入っている」...ジョージアの大臣が来日…
  • 6
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 7
    「衣装がしょぼすぎ...」ノーラン監督・最新作の予告…
  • 8
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 9
    「サイエンス少年ではなかった」 テニス漬けの学生…
  • 10
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」と…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 9
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 10
    「衣装がしょぼすぎ...」ノーラン監督・最新作の予告…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中