ニュース速報

ビジネス

ワクチン巡る報道でS&P反落、ナスダックは最高値

2020年12月04日(金)07時10分

米国株式市場ではS&P総合500種が反落して取引を終えた。製薬大手ファイザーが新型コロナウイルスワクチンの初期出荷目標を削減したとの報道が嫌気された。ニューヨーク証券取引所で3月撮影(2020年 ロイター/Lucas Jackson)

[3日 ロイター] - 米国株式市場ではS&P総合500種が反落して取引を終えた。製薬大手ファイザーが新型コロナウイルスワクチンの初期出荷目標を削減したとの報道が嫌気された。一方、ナスダック総合はテスラ主導で最高値を更新した。

S&P500は最高値圏で推移していたものの、ファイザーがワクチンのサプライチェーンで問題に直面しているとのウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道を受けて終盤に下落した。ファイザーは1.7%安。

スパルタン・キャピタル・セキュリティーズのチーフ市場エコノミスト、ピーター・カーディロ氏は「ファイザーのニュースが当初の上昇を削った」とした上で、「相場は年末のサンタクロースラリーのさなかにあるが、控えめな上昇になるだろう」と指摘。「市場では景気対策への期待が再び高まっており、年内に何らかの合意がまとまりそうだ。経済は刺激策を切実に必要としている」と語った。

米労働省が発表した11月28日までの1週間の新規失業保険申請件数は71万2000件と、前週から減少したものの高止まりが続いた。米供給管理協会(ISM)が発表した11月の非製造業総合指数(NMI)は6カ月ぶりの水準に低下した。

共和党上院トップのマコネル院内総務は3日、 追加経済対策を巡ってやや前向きな動きも見られるとする一方、合意の時期については明言を避けた。

テスラはS&P500への採用を控えてゴールドマン・サックスが投資判断を「バイ」に引き上げたことを好感し、4.3%高となった。

ボーイングも、ライアンエアが「737MAX」を75機追加発注したこと手掛かりに6%上昇した。

S&Pの主要11セクターではエネルギーなど6セクターが上昇した。

米取引所の合算出来高は115億株。直近20営業日の平均は117億株。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.02対1の比率で上回った。ナスダックでは1.51対1で値上がり銘柄数が多かった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 29969.52 +85.73 +0.29 29920.83 30110.88 29877.27

前営業日終値 29883.79

ナスダック総合 12377.18 +27.82 +0.23 12369.26 12439.02 12356.99

前営業日終値 12349.37

S&P総合500種 3666.72 -2.29 -0.06 3668.28 3682.73 3657.17

前営業日終値 3669.01

ダウ輸送株20種 12586.82 +40.28 +0.32

ダウ公共株15種 866.89 -7.77 -0.89

フィラデルフィア半導体 2716.15 -0.20 -0.01

VIX指数 21.28 +0.11 +0.52

S&P一般消費財 1276.47 +1.45 +0.11

S&P素材 440.76 -3.00 -0.68

S&P工業 742.89 +2.01 +0.27

S&P主要消費財 687.61 +0.39 +0.06

S&P金融 474.69 +0.03 +0.01

S&P不動産 227.78 +1.66 +0.73

S&Pエネルギー 287.34 +3.04 +1.07

S&Pヘルスケア 1294.77 -2.17 -0.17

S&P通信サービス 220.87 -0.88 -0.40

S&P情報技術 2191.59 -2.30 -0.10

S&P公益事業 318.69 -3.55 -1.10

NYSE出来高 10.27億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 26725 - 125 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 26710 - 140 大阪比

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

アングル:「高市ラリー」再開か、解散検討報道で思惑

ビジネス

トランプ米大統領、クレジットカード金利に10%の上

ビジネス

関税返還となった場合でも米財務省には十分な資金=ベ

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、米雇用統計予想下回る 円は
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画をネット民冷笑...「本当に痛々しい」
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 6
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 7
    美男美女と話題も「大失敗」との声も...実写版『塔の…
  • 8
    決死の嘘が救ったクリムトの肖像画 ──ナチスの迫害を…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    飛行機内で「マナー最悪」の乗客を撮影...SNS投稿が…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 6
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 7
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 8
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 9
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 10
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中