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独労組、アマゾンの物流センター従業員にスト呼び掛け

2020年11月26日(木)08時59分

11月25日、ドイツの労組・ベルディは、米ネット通販大手、アマゾン・ドット・コムのドイツの7カ所の物流センターの従業員に対し、25日夜から3日間のストライキを実施するよう呼び掛けた。 写真はアマゾンのロゴ。米ニューヨークで撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[フランクフルト 25日 ロイター] - ドイツの労組・ベルディは、米ネット通販大手、アマゾン・ドット・コムのドイツの7カ所の物流センターの従業員に対し、25日夜から3日間のストライキを実施するよう呼び掛けた。

ストの期間には、クリスマス商戦でセールが行わるブラックフライデー(米感謝祭翌日の金曜日)も含まれる。

ベルディは、賃上げと労働環境の改善を要求。先月にも、アマゾンの有料会員向けセール「プライムデー」に合わせてストを呼び掛けたが、アマゾンの広報担当は「素晴らしい」給与を支給しており、労働環境も他の大手企業に見劣りしないと反論していた。

アマゾンのオンライン販売は、新型コロナウイルス流行の影響もあり、世界各地で急増。ベルディは賃上げが妥当であり、従業員に対する新型コロナの安全対策も不十分だと主張している。

フランス政府は、ロックダウン(都市封鎖)で打撃を受けている国内の商店を支援するため、アマゾンに同国でのブラックフライデーのセールを1週間延期するよう要請。アマゾンも要請を受け入れた。

ロイター
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