ニュース速報

ビジネス

独鉱工業受注指数、5月は前月比+10.4% 回復の足取り鈍い

2020年07月06日(月)17時44分

 7月6日、ドイツ連邦統計庁が発表した5月の鉱工業受注指数は、前月比10.4%上昇した。4月には1991年の集計開始以来、最悪の落ち込みを示していた。写真は6月3日、インゴルシュタットにあるアウディの工場で撮影(2020年 ロイター/Andreas Gebert)

[ベルリン 6日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が6日に発表した5月の鉱工業受注指数は、前月比10.4%上昇。4月には1991年の集計開始以来、最悪の落ち込みを示していた。

新型コロナウイルス感染抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)の緩和により需要は回復したものの、予想の15.0%上昇は下回っており、回復の足取りが鈍いことを示している。

国内受注は12.3%上昇、海外からの受注は8.8%上昇した。

統計庁によると、受注は、ロックダウンが実施される前の2月の水準を30.8%下回っている。

経済省は、景気は回復しているものの、危機前の水準に戻るには時間がかかると予想した。

内訳では、資本財の受注が20.3%増。うち自動車セクターは44.4%急増した。

同省は「受注データは製造業の不況が底を打ったことを示している」としながらも「受注の水準は低く、回復にはまだまだ時間がかかる」と述べた。

ドイツ政府は、今年の経済成長率が戦後最悪のマイナス6.3%になると予測している。

INGのエコノミスト、カルステン・ブルゼスキ氏は「今日の鉱工業受注統計には2つの重要なメッセージが込められている。ロックダウンの解除で経済活動はV字型の回復を遂げているが、危機前の水準に戻すのは容易ではないということだ」と述べた。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

対米投資1号案件巡り日米で一致、早期実施に向け連携

ワールド

NZ中銀、政策金利2.25%に据え置き、当面は緩和

ワールド

バングラデシュ、ラーマン氏が新首相に就任 政治的安

ビジネス

バイエル、除草剤発がん性巡る集団訴訟で72.5億ド
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 2
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 5
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 6
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 7
    極超音速ミサイルが通常戦力化する世界では、グリー…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    アメリカが警告を発する「チクングニアウイルス」と…
  • 10
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中