ニュース速報

ビジネス

十八銀と親和銀、合併を2020年10月に延期 システム統合に配慮

2018年10月30日(火)16時37分

 10月30日、ふくおかフィナンシャルグループ(FG)と長崎県を地盤とする十八銀行は、経営統合で最終合意したと発表した。写真は都内で2010年8月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 30日 ロイター] - ふくおかフィナンシャルグループ(FG)<8354.T>と長崎県を地盤とする十八銀行<8396.T>は30日、経営統合で最終合意したと発表した。ふくおか傘下の親和銀と十八銀は、当初予定から半年遅れて2020年10月に合併する。

経営統合に伴う株式交換比率については、十八銀の普通株1株に対して、ふくおかFGの普通株1.12株を割り当てる。

公正取引委員会による統合承認を受け、ふくおかFGと十八銀は今年8月、2019年4月に経営統合すると発表。親和銀と十八銀は20年4月に合併するとしていた。両行は21年1月にシステムを統合する。顧客の利便性を保つ観点から、合併とシステム統合の間隔を開けるべきではないとの判断から合併時期を後ずれさせた。

ふくおかFGと十八銀の経営統合は予定通り19年4月に行う。

(和田崇彦)

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

対中関税10%引き下げで合意、47%に 首脳会談受

ワールド

豪政府が改正環境保護法案、事業認可簡素化や自然保護

ワールド

トランプ大統領、核兵器実験の即時開始指示 習氏との

ワールド

米中首脳会談が終了、関税・レアアースなど協議 対立
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨の夜の急展開に涙
  • 4
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 5
    コレがなければ「進次郎が首相」?...高市早苗を総理…
  • 6
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 7
    【クイズ】開館が近づく「大エジプト博物館」...総工…
  • 8
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 9
    【クイズ】12名が死亡...世界で「最も死者数が多い」…
  • 10
    リチウムイオンバッテリー火災で国家クラウドが炎上─…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した国は?
  • 4
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 5
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 6
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 7
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 8
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 9
    庭掃除の直後の「信じられない光景」に、家主は大シ…
  • 10
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 8
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 9
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 10
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中