ニュース速報

ビジネス

リスク選好上向き円値下がり、新興国通貨上昇=NY市場

2018年07月11日(水)07時13分

 7月10日、ニューヨーク外為市場では、リスク選好が上向く中、円が値下がりし対ドルで約半年ぶりの安値を付けたほか、メキシコペソやブラジルレアルなど新興国通貨が値上がりした。2017年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

[ニューヨーク 10日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、リスク選好が上向く中、円が値下がりし対ドルで約半年ぶりの安値を付けたほか、メキシコペソやブラジルレアルなど新興国通貨が値上がりした。

さえない欧州経済指標を受け「貿易戦争が始まる前にすでに貿易相手国の経済活動に影響が出始めているのではないかとの不安が広がったが、その後、永続的な悪影響は何一つ出ていないとの見方が確認され、リスク選好が上向いた」(BNPパリバ)。

また市場の焦点がもっぱら企業業績に移行している可能性もある。クレディスイスによると、第2・四半期の企業収益は2割増が見込まれている。

マッコーリーグループの国際金利・為替ストラテジスト、ティエリー・ウィズマン氏は「貿易摩擦を巡る懸念が根強い一方で、2018年の企業収益は上向きが予想されており、これが底堅いリスク選好につながっている」と指摘した。

ドル/円は0.5%高の111.35円。円はリスクオフとともに買われる傾向がある。主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は一時0.4%高の94.475を付けたものの、その後は値を消し横ばい。メキシコペソは約2%高、ブラジルレアルは2.3%高、ロシアルーブルは対ドルで1.6%高。

前日値下がりしたポンド/ドルはこの日やや値を戻した。メイ氏が首相にとどまるとの期待が下支えとなった。

ドル/円 NY終値 110.98/111.01

始値 111.31

高値 111.35

安値 110.97

ユーロ/ドル NY終値 1.1742/1.1746

始値 1.1701

高値 1.1749

安値 1.1691

(表はロイターデータに基づいています)

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

中国の証取、優良上場企業のリファイナンス支援 審査

ビジネス

欧州、ユーロの国際的役割拡大に備えを=オーストリア

ワールド

キューバの燃料事情は「危機的」とロシア、米の締め付

ビジネス

ユーロ圏投資家心理、2月は予想上回る改善 25年7
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 2
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日本をどうしたいのか
  • 3
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...周囲を気にしない「迷惑行為」が撮影される
  • 4
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 5
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本…
  • 6
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 7
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 8
    背中を制する者が身体を制する...関節と腱を壊さない…
  • 9
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 10
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 7
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 8
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 9
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 10
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中