ニュース速報

ビジネス

米国株式市場は底堅く、貿易摩擦に懐疑的

2018年03月03日(土)09時29分

 3月2日、米国株式市場は底堅く推移し、S&P500やナスダック指数が上昇したほか、ダウ平均も小幅安で引けた。写真はニューヨーク証券取引所のトレーディングフロアで2月撮影(2018年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米国株式市場は底堅く推移。S&P500やナスダック指数が上昇したほか、ダウ平均も小幅安で引けた。

トランプ米大統領が示した鉄鋼とアルミニウムの関税方針について、市場では、現時点で貿易摩擦につながるかどうかは定かではないとの声が聞かれた。一方、週間では2月初旬以来の大幅な下げとなった。

トランプ氏は前日、鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税を課す意向を表明したが、この日はツイッターで「(米国が)通商面で実質的に全ての国に対し何十億ドルも失っているとき、貿易戦争は有用で、勝つのも簡単だ」などと述べた。またロス米商務長官はCNBCテレビのインタビューで、関税による影響は大したことはないと主張した。

鉄鋼株では、USスチールが1.3%安。前日は5.7%高。AKスチールは0.7%高。前日は9.5%高。オリンピック・スチールは10.6%安。市場ではオリンピック・スチールのさえない決算に加え、大手銀によるUSスチールの投資判断引き下げが業界全体に響きかねないとの指摘も聞かれた。

その他、製造業関連では重機メーカーのキャタピラーが2.6%安。自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は1%安。

ファストフード大手のマクドナルドは4.8%安。RBCが目標株価を従来の190ドルから170ドルに引き下げ、2018年の1株利益予想も従来の7.60ドルから7.43ドルに下げた。トムソン・ロイター・エスティメーツのアナリスト予想平均は7.58ドル。

百貨店のJCペニーは5.4%安。第4・四半期(2月3日まで)決算で既存店売上高の伸びが予想を下回ったほか、通年の1株利益見通しが軟調だった。

ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.69対1の比率で上回った。ナスダックでも2.99対1で値上がり銘柄数が多かった。

S&P総合500種構成銘柄では、1銘柄が52週高値を更新し、25銘柄が安値を更新。ナスダック総合構成銘柄では59銘柄が新高値を付け、65銘柄が新安値を付けた。

米取引所の合算出来高は約77億株。直近20営業日の平均は84億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 24538.06 -70.92 -0.29 24394.91 24592.46 24217.76 <.DJI>

前営業日終値 24608.98

ナスダック総合 7257.87 +77.31 +1.08 7099.54 7267.19 7084.83 <.IXIC>

前営業日終値 7180.56

S&P総合500種 2691.25 +13.58 +0.51 2658.89 2696.25 2647.32 <.SPX>

前営業日終値 2677.67

ダウ輸送株20種 10332.98 +2.26 +0.02 <.DJT>

ダウ公共株15種 665.85 -2.90 -0.43 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1363.78 +23.64 +1.76 <.SOX>

VIX指数 19.59 -2.88 -12.82 <.VIX>

S&P一般消費財 819.61 +0.73 +0.09 <.SPLRCD>

S&P素材 368.11 -0.94 -0.25 <.SPLRCM>

S&P工業 629.89 -0.50 -0.08 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 551.55 +4.48 +0.82 <.SPLRCS>

S&P金融 471.44 +1.42 +0.30 <.SPSY>

S&P不動産 184.29 -0.65 -0.35 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 491.86 +1.99 +0.41 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 966.50 +9.67 +1.01 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 154.10 +1.17 +0.76 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1179.69 +11.34 +0.97 <.SPLRCT>

S&P公益事業 246.95 -0.60 -0.24 <.SPLRCU>

NYSE出来高 9.20億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 21125 - 5 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物3月限 円建て 21125 - 5 大阪比 <0#NIY:>

*写真を付けて、再送します。

(ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

バグダッドで女性ジャーナリスト誘拐、米旅券所持=警

ワールド

イラン外相、米特使から直接連絡も「交渉」に当たらず

ビジネス

米CB消費者信頼感、3月は小幅上昇 1年後インフレ

ワールド

仏伊、イラン作戦関与航空機の基地使用など拒否 スペ
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 3
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イラン恐怖」の正体
  • 4
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 5
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 6
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経…
  • 7
    韓国・週4.5日労働制が問いかけるもの ──「月曜病」解…
  • 8
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 9
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 10
    北京に代わる新都市構想は絵に描いた餅のまま...大幅…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 7
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 8
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 9
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 10
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中