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ブレグジット巡り危機感強まる、労働党「直ちに議会召集を」

2019年08月19日(月)19時04分

[ロンドン 19日 ロイター] - 英野党・労働党の影の財務相、ジョン・マクドネル議員は19日、議会を直ちに召集して、英国の欧州連合(EU)離脱について協議する必要があると指摘した。10月31日の離脱期限まで2カ月強となった。ジョンソン首相は、何が何でも10月31日には離脱すると表明し、合意なき離脱も辞さない構えをみせている。

18日には、合意なく離脱した場合に想定される影響について首相府がまとめた文書を英紙が報道していた。[nL4N25E0C7]

マクドネル氏はBBCラジオに対し、危機が差し迫っており、議会は夏休みを切り上げるべきと主張した。

18日、「国家の非常事態」だとして、100人以上議員が署名した議会召集要求書が出された。

英議会は、9月初めまで夏季の休会。その後短期間、開会された後、党大会開催のため再び休会に入る。すでに議員の間では、合意なき離脱を阻止するための時間が足らないとの懸念が広がっている。

ロイター
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