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米ミサイルシステムの東欧配備、キューバ危機の再来=ロシア次官
2019年06月25日(火)02時51分
[モスクワ 24日 ロイター] - ロシアのリャブコフ外務次官は24日、米国が東欧諸国のロシア国境付近に地上配備型ミサイルシステムを展開すれば、1962年のキューバ危機に近い緊張につながるとの考えを示した。
ロシアは米国による東欧へのミサイルシステム配備や中距離核戦力(INF)廃棄条約の破棄を強く非難している。
リャブコフ次官はロシア通信(RIA)に、「こうしたシステムが実際に配備されれば、状況がより複雑化するだけではなく、限界にまでエスカレートする」と指摘。さらに「ロシアが1980年台のミサイル危機にとどまらず、キューバ危機に近い状況にあると認識する可能性がある」と述べた。
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