ニュース速報

ドル110円半ば、1ヵ月ぶり安値圏で上値重い

2019年05月07日(火)15時25分

[東京 7日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅安の110円半ば。前日につけた1カ月ぶり安値からは切り返したものの、上値の重い展開が続いた。

日本の連休明け、ドルは110円後半で取引が本格化した。最近の安値圏では国内勢の買いが強まるとの期待もあったが「市場はトランプ米大統領の対中貿易に関するツイッター発言の真意を量りかねている」(外銀)といい、買いは散発的。110円半ばから後半を上下する展開が続いた。

中国株が前日比小幅安にとどまった一方、日経平均が300円を超える下げとなったことも、円が堅調に推移する要因となった。「大統領の発言は交渉戦術の一部なのかもしれないが、交渉の長期化は貿易戦争激化への懸念を増大させる」(別の外銀)との指摘もあった。

トランプ大統領は5日、2000億ドル相当の中国製品に対する関税を10日から、現在の10%から25%に引き上げると表明。現在関税を課していない3250億ドル相当の中国製品についても、「近く」25%の関税を発動する考えを示した。

ドルは6日に110.28円まで下落。3月28日以来約1カ月ぶり安値を更新した。

この日アジア時間に動きが目立ったのは豪ドル。中銀が政策金利の据え置きを決めたことを受け、77円前半から後半へ上昇。前週末以来の水準を一時回復した。事前の市場では据え置きと利下げ予想が拮抗していたため。

市場筋によると、利下げを予想していた向きは、上昇は一時的との見方から上値で戻り売りに動いたという。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 110.62/64 1.1213/17 124.05/09

午前9時現在 110.79/81 1.1199/03 124.09/13

NY午後5時 110.76/79 1.1197/02 124.08/12

(為替マーケットチーム)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国発展フォーラム閉幕、指導部が安定性アピール

ビジネス

銅需要、電化・AI分野で堅調続く見通し=フリーポー

ワールド

米、イラン攻撃継続へ 一時停止はエネルギー施設のみ

ワールド

豪・EUが貿易協定締結、重要鉱物の中国依存度低減へ
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店員も「なすすべなし」の暴走モード
  • 2
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 3
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」した──イスラエル首相
  • 4
    「胸元を強調しすぎ...」 米セレブ、「目のやり場に…
  • 5
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下…
  • 6
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 7
    スウェーデン次期女王ヴィクトリア皇太子、陸軍訓練…
  • 8
    「買ったら高いじゃん?」アカデミー賞会場のゴミ箱…
  • 9
    「カメラの目の前」で起きた爆発の瞬間...取材中の記…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 6
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 9
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 10
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中