ニュース速報

イタリア副首相、財政赤字穴埋めに金準備活用は「興味深い案」

2019年02月12日(火)03時03分

[ローマ 11日 ロイター] - イタリアのサルビーニ副首相は11日、財政赤字の穴埋めに金準備を活用するのは「興味深い案」になり得ると述べた。

これより先、ラ・スタンパ紙は、イタリア政府が、今年の財政赤字を抑制し、2020年の付加価値増税を回避するために、金準備の一部を使うことを検討していると伝えた。金準備は、中銀が保有している。

右派政党「同盟」の党首でもあるサルビーニ副首相は、金準備活用の可能性に関する記者団の質問に「自分がフォローしている問題ではないが、興味深い案かもしれない」と述べた。

過去にもイタリア政府が財政不足を補填するために金準備の一部売却などを試みたことがあるが、中銀の独立性侵害や財政ルール違反になるとして欧州当局から阻止されていた。

連立政権を構成する「同盟」とポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」の各党首は9日、銀行破たんを食い止められなかった責任をとらなければならないとし、中銀の幹部を交代させる方針を示していた。

チェンティナイオ農相は11日、ラジオのインタビューで、金準備活用説を否定。「閣議、その他の政策会合で、中銀の金に手を付けるといった話は聞いていない」と語った。

ワールド・ゴールド・カウンシルによると、イタリアは、米国、ドイツに次ぐ世界3位の金保有国。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ブラックロックCEO、AIブームが貧富の格差を拡大

ワールド

イラン紛争によるエネルギー生産停止、回復に時間=シ

ワールド

カナダの原油輸送管計画、中東・アジアが関心=アルバ

ビジネス

米ギリアド、免疫疾患薬のバイオ技術企業を20億ドル
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店員も「なすすべなし」の暴走モード
  • 2
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」した──イスラエル首相
  • 3
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 4
    「胸元を強調しすぎ...」 米セレブ、「目のやり場に…
  • 5
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 6
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下…
  • 7
    スウェーデン次期女王ヴィクトリア皇太子、陸軍訓練…
  • 8
    「カメラの目の前」で起きた爆発の瞬間...取材中の記…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 10
    イラン戦争の陰で悪化する「もう1つの戦争」とは?
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 6
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 9
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 10
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中