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女性の抗議活動が各地で開催、トランプ米大統領就任から3年連続
2019年01月21日(月)12時49分
[ワシントン 19日 ロイター] - 米ニューヨークなど全米各地や海外で19日、トランプ米大統領の就任から2年が経過するのに合わせて女性による抗議活動が行われた。開催は、トランプ政権発足の翌日に行われた2017年1月のデモから3年連続となる。
非営利団体「ウィメンズ・マーチ」が首都ワシントンでの主要イベントを主催。他の都市でも同様の抗議活動が行われた。
別の草の根運動「マーチ・オン」は、ボストン、ヒューストン、ボルティモア、デンバーなどの都市で女性による行進を計画した。
両団体の幹部らは、今年の行進を通じて、最低賃金の引き上げ、リプロダクティブ(性と生殖に関する)医療ケア、選挙権などに関する政策を求めるとした。トランプ大統領が出馬するとみられる2020年の米大統領選に向けて、女性に投票を呼び掛ける方針。
ただ、2017年1月の行進をきっかけに政治運動が拡大する中、分裂も生じている。「ウィメンズ・マーチ」の一部幹部が反ユダヤ主義だとの批判が広がり、ニューヨークやワシントンなどでは複数の異なる抗議活動や行進が行われた。
またこれらの行進は、トランプ大統領を支持し中絶権に反対する可能性のある保守的な女性を歓迎していないとして批判を受けている。
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