ニュース速報

EU、離脱後も英国と「緊密なパートナーシップ」構築=声明草案

2018年11月24日(土)07時17分

[ブリュッセル 23日 ロイター] - 欧州連合(EU)首脳は25日に開く英国の離脱を巡る特別首脳会議で、離脱後も英国と「できるだけ緊密なパートナーシップ」を構築する意向を示すことがロイターが入手した声明草案で明らかになった。

英国とEUは22日に英離脱後の関係の大枠を定める「政治宣言」の草案で大筋合意。イベリア半島の南東端にある英領ジブラルタル問題などを巡る交渉はなお決着していないものの、EUは25日に首脳会議を開催する。

同首脳会議で採択される声明の草案は「将来的に英国とできるだけ緊密な関係を築くとのEUの決意を欧州理事会は確認する」とし、欧州議会を含むEUの各機関は「離脱が秩序だったものになるよう、合意を確実に2019年3月30日に発効させるために必要な措置をとる」としている。

EUは漁業問題、環境基準、ジブラルタル問題については別の声明を発表する予定。この声明は英国以外の首脳が採択する。ロイターが前日に入手した草案にはまだジブラルタル問題についての記述はなかった。

1713年に英領となったジブラルタルを巡ってはスペインも領有権を主張。スペインのサンチェス首相が22日に「英国のメイ首相との協議後もわれわれの見解は大きくかけ離れたままだ」とし、「修正がなければ離脱案に反対する」と表明したことを受け、交渉は23日も続けられている。メイ首相の報道官はこの日、メイ首相はジブラルタル問題を巡り引き続きスペイン政府と協議していくとの見解を示した。

サンチェス首相は23日、ジブラルタル問題について、スペイン政府との直接交渉によって将来的に決定されるとの確約はまだ得ていないとした上で「保証がまだ十分でなく離脱案には引き続き反対する。もし合意できれば反対はしない」と述べた。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

MAGAZINE

特集:日本人が知るべきMMT

2019-7・23号(7/17発売)

アメリカの政治家が声高に主張する現代貨幣理論(MMT)は経済学の「未来の定説」になり得るのか

人気ランキング

  • 1

    子宮内共食いなど「サメの共食い」恐怖の実態

  • 2

    巨大なホホジロザメが一匹残らず逃げる相手は

  • 3

    シャチがホホジロザメを餌にし始めた

  • 4

    家畜のブタが人食いブタに豹変──ロシア

  • 5

    全長7mの巨大ヘビが女性を丸のみ インドネシア、…

  • 6

    マイナス40度でミニスカ女子大生の脚はこうなった

  • 7

    中国にいたパンダに石を投げる愚か者(再生1億回)

  • 8

    苦境・韓国の中国離れはトランプに大朗報

  • 9

    韓国・文在寅大統領「対北朝鮮制裁違反という日本の…

  • 10

    異例の猛暑でドイツの過激な「ヌーディズム」が全開

  • 1

    子宮内共食いなど「サメの共食い」恐怖の実態

  • 2

    輸出規制、韓国政府の無策を非難する韓国メディア

  • 3

    同性愛を公言、ヌードも披露 女子サッカー米代表のミーガン・ラピノー

  • 4

    日本の重要性を見失った韓国

  • 5

    国歌斉唱で胸に手を当てる、なでしこジャパンに違和感

  • 6

    異例の猛暑でドイツの過激な「ヌーディズム」が全開

  • 7

    トランプ亜流にも劣る、韓国への素材輸出規制

  • 8

    4万年前の線虫も......氷河や永久凍土に埋もれてい…

  • 9

    韓国より低い日本の最低賃金 時給1000円払えない企…

  • 10

    巨大なホホジロザメが一匹残らず逃げる相手は

  • 1

    世界最大級のネコ、体重320キロのアポロを見て単純に喜んではいけない

  • 2

    自撮りヌードでイランを挑発するキム・カーダシアン

  • 3

    若年層の頭蓋骨にツノ状の隆起ができていた......その理由は?

  • 4

    異例の猛暑でドイツの過激な「ヌーディズム」が全開

  • 5

    日本の重要性を見失った韓国

  • 6

    マイナス40度でミニスカ女子大生の脚はこうなった

  • 7

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 8

    テスラの半自動運転システムで居眠りしたまま高速を5…

  • 9

    地下5キロメートルで「巨大な生物圏」が発見される

  • 10

    全長7mの巨大ヘビが女性を丸のみ インドネシア、…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 資産運用特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
ニューズウィーク日本版編集部員ほか求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!