【今週のTED Talk動画】 Want to innovate? Become a "now-ist"
http://www.ted.com/talks/joi_ito_want_to_innovate_become_a_now_ist

登壇者:伊藤穰一

 MIT (マサチューセッツ工科大学)のMedia Labはイノベーションの世界でよく知られており、このTEDトークでは、そのディレクターである伊藤穰一氏が物事の進め方に関する独自の考え方を紹介している。インターネット時代以前は、未来学が尊重されていて、将来を予測しようとする動きが活発であったが、伊藤氏はそのアプローチは今の時代に合っていないと主張する。

 代わりに彼が推薦するのは、許可が得られるのを待ったり、さまざまな計画を練ったり、自分が正しいかどうかについての証拠を待つよりは、自分が作りたいものを早く作り、それを絶えず改善していくやり方である。現在の興味深いプロジェクトは全てそういったやり方で進められているそうで、彼はこのトークでその具体例を多数紹介している。このTEDトークは自分の仕事の進め方を再考する良いきっかけになるだろう。

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キーフレーズ解説

Take matters into one's own hands

自らの手で対応する

(動画1:15より)

 Take matters into one's own handsというのは、本来あることをするべき立場の当局者や担当者がそれをやっていない時に、代わりに自分で何とかしようとすることを意味します。要するに、自分の手によって問題に対処するということです。

 例えば3.11の後、伊藤氏を含む一部の人々は福島の原発事故により放出された放射線について心配し、日本にいる家族の安否を確認したかったにもかかわらず、テレビで東京電力や政府当局の話を聞いても有益な情報を全く得られなかったそうです。そのため、彼らは対策として、インターネットを使ってtake matters into my own handsをしようとしていたそうです。

 ここでいくつか使用例を紹介します:

●When the police failed to catch her father's murderer, she decided to take matters into her own hands and look herself.

(警察が彼女の父を殺した犯人を捕まえられなかった時、彼女は自らの手で探すことを決意した)

●When crime escalated, the neighbors took matters into their own hands and hired a security patrol.

(犯罪が増加した時、地域の人々は自らの手で対応し、お金を出して巡回する警備員を雇った)

●His wife refused to discipline the children so he had to take matters into his own hands.

(妻が子供のしつけを断ったため、彼は自分でしなければならなくなった)

登場するボキャブラリー