【今週のTED Talk動画】
Embracing otherness, embracing myself - Thandie Newton
http://www.ted.com/talks/thandie_newton_embracing_otherness...

人気女優が「自分」に悩んだ過去を告白

 タンディ・ニュートンは美しく、女優として成功している。しかし、彼女の成功への道は決して容易なものではなかった。このTED Talkでは、彼女が感情をオープンにして、世界の中で自分の位置を見つける難しさをフランクに語っている。

 彼女の父は白人、母は黒人なので、周りが白人ばかりであった学校では目立ってしまい疎外感を覚えていた。どこへ行っても気持ちは落ち着かず、過食症との闘いもあった。そんな彼女は、自分が夢中になることができた踊りや演技を通して、ようやく自分のぎこちなさを乗り越えられたのだ。このTED Talkでニュートン氏が聴衆にアピールするのは、「人種」という正当性のない概念を乗り越え、ほかの人ともっと関わり合いを持つことにより、皆で地球と一体になって生きてゆこうという夢である。

キーフレーズ解説

Rooting around for...
~を探し回る

(動画3:22より)

 rooting around for... は、何かを探し回るプロセスを示します。重なったものの中をくまなく探って、隠されたものを掘りだそうとする雰囲気を持っています。また、論理的ではなく、場当たり感の強いプロセスといえます。例としては、豚が木の根のまわりを掘ってトリュフを探している姿が連想されるでしょう。

 ニュートン氏は「自己」の定義を探していたプロセスを説明する時に、この表現を利用しています。自分がまわりの人と比べて違うと感じ、自分は誰なのか、自分はどこになじむことができるのか、を見つけるのが簡単ではなかったことを生き生きと示す表現です。これはちょっと詩的な使い方で、普通は物理的なものを探す時に使用します。

 ここで、典型的な使われ方の例を紹介します:

●He's always rooting around for something in his desk drawer.

(彼はいつも机の引き出しの中に何かを探し回っています)

●She spent hours rooting around in the attic trying to find her old prom dress.

(彼女は高校卒業記念パーティーに着て行ったドレスを探すのに、何時間も屋根裏部屋を探し回った)