[東京 2日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は2日午前の参院予算委員会で、物価の基調は改善しているものの、2%の物価目標には道半ばとし、今後も現在の金融緩和の推進で目標達成に全力を尽くす、と語った。

小川敏夫委員(民主)への答弁。

黒田総裁は、足元の消費者物価(除く生鮮食品、コアCPI)上昇率の低迷について、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減や天候要因などによる個人消費への影響もあるとしながらも、最近は「ほとんどが原油価格の下落によるもの」と説明。エネルギーを除いた消費者物価は1%台前半に伸び率を高めており、「物価の基調は改善している」と強調した。

もっとも、2%の物価安定目標には「道半ば」とし、早期の実現に向けて現在の金融緩和政策を推進し、目標達成に全力を尽くすと語った。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。