[シドニー 3日 ロイター] - 豪連邦統計局が発表した2015年12月の貿易収支は、35億3500万豪ドル(約24億5000万米ドル)の赤字で、市場予想(25億豪ドルの赤字)を上回った。
主力の資源輸出が低迷し、6カ月ぶり高水準の赤字となった。
輸出は前月比4.7%減、輸入は同1.5%減だった。
財の輸出はほぼ5年ぶりの低水準に落ち込んだ。
一方、豪ドルの下落を受けた観光客の増加を背景に、サービス部門の輸出は好調だった。旅行関連の輸出は前年同月比15%超増加した。
2015年第4・四半期の交易条件は、約5%低下し10年ぶり低水準となったとみられる。
UBSのエコノミスト、George Tharenou氏は「貿易セクターは引き続き下押し圧力を受けている」とし、一段の通貨安が支援材料になるとの見方を示した。
豪準備銀行(中央銀行)は2日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートの据え置きを決定。ただ、原油安を背景に世界市場が混乱する中、経済への悪影響が長期化すれば利下げが必要になるとの見方を示した。
市場は4月までに利下げが実施される確率を36%と見込んでいる。7月までの利下げの確率は76%。
A$ (billion) Dec Total exports 25.247 Total imports 28.782 Balance of goods/svcs -3.535