[東京 28日 ロイター] - 日立建機 <6305.T>は28日、2016年3月期の連結業績予想(IFRS、国際会計基準)を下方修正し、当期利益予想を130億円から前年比63.4%減の95億円に引き下げた。

中国やオセアニア、北米などの需要低迷やモデルミックスによる影響、新興国通貨安に伴う為替差損などが影響する。

通期の売上収益予想は7800億円から同6.8%減の7600億円に引き下げた。取締役執行役常務の桂山哲夫CFOは決算説明会で鉱山機械に関し「超大型である300トン以上クラスのダンプの落ち込みが厳しかった」と述べた。

営業利益は前回予想である前年比52.4%減の300億円を据え置いた。売上減少の影響はあるものの、間接費の削減などで補う見通し。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト14人の営業利益予測の平均値は305億円で、会社計画はこれをやや下回っている。

期末の予想配当金は、業績予想の下方修正に伴い未定とした。桂山CFOは「(配当性向が)100%を超えない範囲で出していくことを検討していく」と述べた。修正後の予想1株利益は44円68銭となっている。

15年4─12月期の連結業績は、売上収益が前年同期比5.3%減の5491億円、営業利益が同72.4%減の122億円だった。

(杉山容俊)

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