[ヨハネスブルグ 20日 ロイター] - 南アフリカ統計局が20日発表した昨年11月の小売売上高は前年同月比3.9%増で、ロイター調査のエコノミスト予想である同2.9%増を上回った。10月の伸び率の修正値は同3.4%。

一方、昨年12月の消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率は5.2%と、11月の4.8%から加速し、南アフリカ準備銀行(中央銀行)の目標レンジである3─6%の上限に近づきつつある。

中銀は昨年12月に政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げた。急激な通貨ランド安と食品価格の上昇を受けて、一部アナリストは28日の金融政策決定会合での追加利上げを予想しており、経済全体の成長が弱い中での利上げの可能性が非常に高くなっている。

投資家の南ア経済の見通しに対する懸念から、ランド<ZARET=ECI>は20日の市場で対ドルで下落した。南アは慢性的な電力不足などの構造的制約のために経済が伸び悩んでいる。

干ばつの影響で南ア地域の穀物生産が減少していることから、食品価格も上向きの悪循環に陥ると見込まれている。

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