[シドニー 15日 ロイター] - オーストラリアのナショナル・オーストラリア銀行<NAB.AX>は15日、日本生命保険[NPNLI.UL]と生命保険商品の開発で長期的に提携する拘束力のない合意を結んだと明らかにした。
NABが証券取引所に提出した文書によると、日生との協議は継続中で、今後、何らかの契約にいたるかについては不透明だという。
NABは、ウェルス事業の収益性改善に向けた選択肢を検討している。日豪メディアは、日生がNABの保険事業を買収する方向で交渉中と伝えている。NABの広報担当者はこの報道に関するコメントを控えた。
長期にわたり英事業の不振に悩まされ、ライバル行から遅れを取ってきたNABは資産の売却を急いでいる。保険事業を売却すれば、NABは主要市場であるオーストラリアとニュージーランドで本業の銀行業務に注力できる。
モーニングスターのアナリスト、デビッド・エリス氏は「(保険)事業はさえず、NABの株主資本利益率(ROE)を圧迫している。売却できれば、プラスの材料になるが、きょうの発表に関してはあまり深読みしていない」と語った。
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