[ニューヨーク 28日 ロイター] - 28日の米国株式市場はまちまちで取引を終えた。好決算を発表した製薬大手メルクや配当を引き上げたコンピューターサービス大手IBMがけん引する形でS&P総合500種やダウ工業株30種は上昇したが、アップルが売られたことが重しとなってナスダック総合指数は下落した。
ダウ工業株30種は72.17ドル(0.40%)高の1万8110.14ドル、S&P総合500種は5.84ポイント(0.28% )高の2114.76で取引を終えた。一方、ナスダック総合指数は4.83ポイント(0.10%)安の5055.42だった。
メルクは5.0%高で昨年1月以来の大きな伸びとなった。第1・四半期の業績が市場予想を上回ったことが好感された。同社の2型糖尿病治療薬「ジャヌビア」について、心臓への安全性が証明されたとの前日の発表も買い材料となった。
IBMは1.9%値上がりし、ダウ平均の上昇に最も大きく貢献した。四半期配当を18%増やすとの発表が好感された。5年ぶりの大きな引き上げ率となる。
朝方発表された2月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数が市場予想を上回る上昇率となったことも相場を押し上げた。
一方、アップルは株価が乱高下した後、1.6%安で取引を終えた。前日発表の第1・四半期決算の内容が好感され、一時は過去最高値をつけたものの株価に過熱感が出ているとの見方から売りが優勢となった。
決算内容が嫌気された短文投稿サイトのツイッターも18.2%の急落となった。
騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所が上げ1906で下げ1121(比率は1.70対1)だった。ナスダックは上げ1657で下げ1065(1.56対1)。
BATSグローバル・マーケッツによると、米取引所の合算出来高は約66億株で今月の平均である63億株を上回った。