[15日 ロイター] - 米バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)<BAC.N>が発表した第1・四半期決算は、予想外の赤字となった前年から黒字転換し、利益が市場予想を小幅に上回った。足かせだった訴訟関連費用が大幅に減ったほか、住宅ローン関連の収入が伸びた。
訴訟関連費用は前年同期の60億ドルから3億7000万ドルに減少。係争問題をめぐり、同行が最悪期を脱した可能性をあらためて示した。
非金利費用は29.4%減の157億ドル。
バンカメのモイニハン最高経営責任者(CEO)は声明で「低金利環境が続く中で、経費を上手く管理した」と述べた。
純利益(普通株主帰属分)は29億8000万ドル(1株当たり0.27ドル)。前年同期は5億1400万ドルの赤字(0.05ドルの赤字)だった。
トムソン・ロイターの算出によると、調整後の1株利益は0.30ドル。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめた1株利益の予想は0.29ドルだった。
債券トレーディング部門の収入は6.8%減の27億5000万ドル。
だが為替トレーディング関連の収入は倍増した。スイス国立銀行(中銀)が予想外にスイスフランの対ユーロ相場上限を撤廃したことが背景にある。
住宅ローン関連の収入は6億9400万ドルと、68.4%急増。
投資・仲介サービス収益は3.3%増の33億8000万ドル。
全体の収入は(調整後)は5.9%減の214億2000万ドルだった。
米国株式市場午前の取引で、バンカメ株価は0.5%値を下げている。
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