[フランクフルト 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は7日、量的緩和(QE)プログラムに基づく3月の資産買い入れ額がネットで609億5300万ユーロ(約660億ドル)になったと明らかにした。まずは当初1カ月の買い入れ目標を達成した。
ECBは3月9日にQEプログラムを開始。2016年9月まで毎月600億ユーロの証券買い入れを行う意向で、必要なら延長もあり得るとしている。
INGのエコノミスト、カールステン・ブレゼスキ氏は「QEは奏功している」とし、「順調な出足であり、(買い入れ額が)目標に届かないのではとの懐疑論を一蹴した」と指摘した。
市場ではECBの買い入れ対象となる債券が不足するとしてプログラムの先行きを懸念する声も出ていた。
QEプログラム開始4週目の国債買い入れ額は115億ユーロと、第3週の147億ユーロから減少した。累積の買い入れ額は総額525億5500万ユーロ。
4月3日時点のカバードボンド買い入れ額は総額およそ646億7000万ユーロ、資産担保証券(ABS)買い入れ額は総額48億8800万ユーロとしている。