トルコのフィダン外相は6日、米国が支援するガザ停戦計画を次の段階に進めなければ、世界と米国にとって「大きな失敗」になると述べ、トランプ米大統領が自らこの取り組みを主導してきたことに言及した。

カタールで開催されたドーハ・フォーラムの合間にロイターのインタビューに応じた。

フィダン氏は、イスラム組織ハマスの武装解除を可能にするためには信頼できるパレスチナの文民政権と、審査・訓練された警察部隊が整備される必要があるとし、ハマスはガザの支配権を引き渡す用意があると述べた。

「まず第一に、パレスチナの技術者委員会がガザの行政を引き継ぐこと、次にガザを取り締まる警察部隊が組織されることを確認する必要がある」と語った。

北大西洋条約機構(NATO)加盟国のトルコは、イスラエルによるガザ攻撃を最も声高に批判してきた国の一つだ。停戦合意の仲介で重要な役割を果たし、保証国として協定に署名した。合意の履行を監視する取り組みに参加する意向を繰り返し表明しているが、イスラエルはこれに強く反対している。

ガザ紛争終結に向けたトランプ氏の計画を次の段階に進めるための協議は継続している。

この計画ではガザにパレスチナの技術官僚による暫定政権を設置し、国際的な「平和委員会」が監督し、多国籍治安部隊が支援することが想定されているが、この部隊の構成と任務を巡り交渉はとりわけ難航している。

フィダン氏は、ガザの警察部隊は国際安定化部隊の支援を受けると述べた。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2025トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
現代を象徴する「多面的な成功」が輝いた夜──シャルル・ルクレールが語った"FACETS"の価値
現代を象徴する「多面的な成功」が輝いた夜──シャルル・ルクレールが語った"FACETS"の価値
PR
ニューズウィーク日本版 世界宗教入門
2026年5月5日/12日号(4月28日発売)は「世界宗教入門」特集。

イラン戦争の背景にある三大一神教を基礎から読み解く[PLUS]宗教学者・加藤喜之教授の「福音派」超解説

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます