だが地雷爆発が付け焼き刃の合意のもろさをあぶり出したのは確かだ。マレーシアとアメリカの仲介で急きょ合意がまとまった背景にはトランプの意向が働いていたとみられる。「平和の構築者」を自称するトランプはASEAN首脳会議中に何としても合意を成立させたかったのだろう。
内容的にも7月28日に成立した停戦合意からさほど踏み込んだものではなく、両国の相互不信は解消されずじまい。これでは長きにわたる国境紛争の包括的な解決はおろか、停戦の継続すら望めない。
双方とも停戦が完全に崩れる事態は避けたいだろうが、国境地帯で再び衝突が勃発するリスクは極めて高い。【関連記事】
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