<F1の知見を惜しみなく注ぎ込んだ、ブランド初のフル電動モデル。その性能は「スポーツカーをも凌駕する」という――>

フェラーリがいよいよフル電動モデルの電気自動車(EV)を売り出す。狙いは顧客層の拡大だという。

「EVにしか乗りたくない人たちを取り込みたい」と、ベネデット・ビーニャCEOは10月8日の投資家説明会で述べた。

この10年間にフェラーリが販売した自動車の台数は合計7万3000台を上回る。同社の発表によると、1台当たりの利益は自動車業界でもトップクラスだ(2025年前半の1台当たりの利益は約13万6000ドル)。

フェラーリ・ブランドの快進撃はとどまる気配がない。

今シーズンから7度のF1世界チャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンを迎えたこと、またネットフリックスのドキュメンタリーシリーズ『栄光のグランプリ』(英語: Formula 1: Drive to Survive)が大ヒットしていることが、成功を強く後押ししている。

フェラーリが26年の発売予定を発表したEV「エレットリカ」もF1と深い関係がある。F1参戦で得た知識を注ぎ込んで開発が進められてきたのだ。

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